祭囃子芸の真実は虚構と現実との微妙な狭間(はざま)にあるとは『虚実皮膜論:近松門左衛門』の芸術論である。江戸中期の浄瑠璃・歌舞伎作者であり、代表作『曽根崎心中』はあまりにも有名。。
▲この芸術論については諸説いろいろあるが、込み入った話しはさておき、「物事の真実は右でもなく左でもなく、その狭間(はざま)にある」と受けとめることができれば、人生という舞台・ステージの楽しみ方がまた増えていく。そんな“ほっこりアートの日”が思った以上に脳を刺激する。

▲音楽に於ける永遠不滅の最強伝達ツールと言えば…間違いなく楽譜だ。作曲者は創りだした音空間を譜面化し、その楽譜を通じて演奏者に音楽を委ねる。そして1つの作品となっていく。作曲者と演奏者のコラボレーションによる作品の真実・価値は如何に…それはやはり作曲者と演奏者の狭間(はざま)に存在し得る。これを見える化することはできないが、時空の中でひたひたと心に宿っていく。音楽は正に「狭間~間~間合い」の産物と言えるだろう。

▲日本の文化的音楽、祭囃子にフォーカスするとさらに面白い“間”を楽しむことができる。笛奏者は全員が同じ節を吹いているにもかかわらず、何故か「豊かなハーモニー」を感じてしまう、みなさんはいかがであろう。その理由は、奏者一人ひとりの「音程(ピッチ)の微妙なズレ」が独特の音場空間を創っている。日頃人が集う場でも、この得も言われぬ「微妙なズレが織りなす粋な間合い」を大切にしたい。

▲月日が過ぎるのも相変わらず早く、6月30日は「夏越しの大祓」。みなさんはどのようなお祓いを…?大きな空の下、『手のひらを太陽に透かして見れば~♪』と身体のセルフケアをしてみるのもいいのでは…。その時のポイント①ゆっくりと大きく伸展②間合いを意識する…即ち、間を以て身体を動かす。健康寿命アップの極意となれば!

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