郡上おどり

ふるさとは遠きにありて思ふもの・温故知新…様々な思いと共に、昔と今の時空を往来する今日この頃。民族大移動の盂蘭盆会(お盆)も過ぎ、みなさまの旅「今は昔…今昔物語」はどのような思いを馳せたのであろう。
▲お盆と言えば…夏の風物詩“盆踊り”…「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」とは徳島県の阿波踊り。「月が出た出た、月が出た~ヨイヨイ!」は福岡県の炭坑節。さて、お隣の岐阜県とくれば…そう、ご存知『郡上踊り』と相成ります。

踊り下駄
『くりぬき』で作られた踊り下駄

▲私の故郷でもある岐阜県郡上八幡は盆踊りの徹夜踊りで有名。一晩中踊りの熱気につつまれる。一方『水の風景』なる路地の水路。鯉や金魚が泳ぐ清らかな水路。このえも言えぬ水のせせらぎに心癒やされる人は多い。徹夜踊りの“夜の動”と暮らしの中のせせらぎ“昼の静”、この相対的な動と静が郡上八幡の魅力なのかも。

▲郡上踊り「かわさき:郡上のなぁ~八幡出ていく時は」「春駒:七両三分の春駒春駒」は言うに及ばず、盆踊りの元祖は古代神事に遡り、神に祷りを捧げる巫女舞が起源。800年以上もの長い歴史に支えられた、日本の伝統舞踊芸能の中で最も格の高い伝統奉納舞踊。

▲その踊りのポイントは①余計な動きをしない②手首だけで踊らない③きちんと止まる…全ての動きは「止まる」という動作、即ち「静の所作」のためにあるとも。

▲4拍子という音楽的リズムで考えるならば、1拍2拍3拍の動は4拍目の静に集約される。この4拍目こそ、己の心を整え次の所作の準備をする重要な「美的アクセント」である。

▲何れにせよ「動と静」を意識して止まる所作をトレーニング…健康寿命アップも小粋に取り組みたい!

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